三人目の少女は、
「うー……」
 とか、
「あー……」
 などしかしゃべれないらしい。
 それが【ロスク】なんじゃないかという疑いになったようだ。
 その子は、周りの大人に食料を分けてもらって生活していたのだが、近くで【ロスク暴走事件】が起きてから、こいつも【ロスク】なんじゃないかという疑いが急速に起きて、迫害がはじまったらしい。
 どんなに殴られても、
「うー」
 とか、
「あー」
 とかしか答えられない少女。

続く。