もう、存在を特定出来ないくらいにバラバラにされているのかも知れない。
 人間であれば、その状況は理解出来ないが、偽クアンスティータとしての力を得ているタティーはこの場の状況の悲惨さは痛いほど解った。
 例え、存在が傷ついて無くても場が酷く傷ついているのだ。
 これはただ事では無い。
 これを手当たり次第行うとなるとこんなものを野放しにはしておけない。
 速やかに処置しなくてはならない。
 タティーは行く前にお風呂に入った事を後悔した。
 【クインスティータ】の言う通り、お風呂になど入っている場合では無かったのだ。
 見つけたら即刻対処しなければならない超緊急事態だったのだ。
 事の大きさに震えが来る。
 慌てて、タティーは辺りを調べ、【ロスク】を発見する。