【クインスティータ】は、
「納得しませんわ。こんなのこじつけですもの」
 と文句を言ったが、事なかれ主義のタティーは、
「良いじゃありませんか。これで、最大神殿の失態も水に流しましょうよ」
 と言った。
 慈悲深い判断とも言えるが、これ以上のもめ事はごめんだというのがタティーの本音だった。
 タティーとしては、【ヴェール】の事件で、より一層、【エニグマ】を将来の結婚相手として意識出来るようになったし、大団円(だいだんえん)という事にしたいのだ。
 【クインスティータ】としては納得しがたいことだったが、騒ぎの首謀者である【ヴィホヂット】は捕らえたので、とりあえずは、特殊警察に戻るという事で納得する事にした。