タティーは、目をぱちくりとして、
「え?何?終わったの?」
 と誰とも無く聞いた。
 あっという間の時間での事だったので正確にどうなったのか理解出来なかったのだ。
 【789番ヴェール】は起動停止し、収縮し、また、どこへなりとも消えて行った。
 残されたのは【ヴェール】の起動キーのみだった。
 オロオロしていると、【首杖】は、
「タティー様、起動キーを背中の背花変に」
 と言った。