【首杖】の役割は元々、人間であるタティーの弱い部分のサポート、補強がメインとなる。
気の弱いタティーの代わりにクアンスティータの威光を示す事も役割の一つとなる。
頼りないタティーの代わりにもなるのだ。
【首杖】の言葉を聞いた【789番ヴェール】は、
プシューっという音を立てて、起動停止した。
偽クアンスティータの意思に近い行動原理を持つ【ヴェール】にとって、偽クアンスティータの命令という明確な強い意思を感じ取るという事は重要な事だった。
タティー自身の意思の力が足りないので、【首杖】が代わりに示したという形を取ったのだ。
続く。