その事を考えると憂鬱だった。
 タティーの暗い過去コレクションはまだまだあった。
 これからも何かある度に人間の頃の不幸を思いだすんだな~と思うタティーだった。
 だが、これで最大神殿は回る必要はなくなった。
 最終目的が【ヴェール】に変わってしまったが、それが終わったらおうちに帰れる。
 そう思うのだった。
 となれば、一旦、落ち着きたい所だ。
 土の最大神殿を出たタティーは早速、いそいそと服を脱ぎはじめ、
 チャポン――
 と湯船に使った。
「ふぅ~……落ち着くなぁ~」
 と一息つく。