これほどの大きさで、精巧に彫り上げる技術というのはどう考えてもタティーの知っている人間の科学力では無理な話だ。
 人ならざる神の領域の力が働いているとしか思えなかった。
 タティーは、
「ひょえ~、おっきぃ~」
 というと、【クインスティータ】は、
「この距離で見るのが一番見やすいと言われていますわ。近くまで行き過ぎると何がなんだかわからないみたいですしね」
 と言った。