【ミスターサカキ】は【エニグマ】領での商売を認められた豪商と言う立場を振りかざして言ったのだ。
その相手が【エニグマ】本人だとも知らずに。
【ミスターサカキ】は【エニグマ】の家臣である五将の顔は把握していたが、まつりごとに参加したがらない【エニグマ】の顔は知らなかったのだ。
だからこそ、【エニグマ】イコール【風来坊のえーちゃん】に対して強気でいられたのだ。
さらに、【カルメン】も黙っていない。
「ちょっと待ちたまえ、君たち。醜男の嫉妬は醜いよ。この女性はこの私、【カルメン】様が目をつけたんだ。おとなしく引き下がっていることの方が、身のためだよ」
と言った。
続く。