自分はトップには立てない。
それは【ヴィホヂット】は理解していた。
自分で言うのもなんだが、【ヴィホヂット】は大物としての威厳がない。
このような者がトップに立つ宇宙世界などたかが知れたものだ。
それはわかっている。
だから、【ヴィホヂット】は彼女の周りだけでトップに立ちたい。
そういうタイプの悪女だった。
その彼女が偽クアンスティータでもあるタティーにちょっかいをかけるのは、タティーが偽クアンスティータの中でもさらにオマケの様な存在で、少しでも条件が変われば偽クアンスティータの座からずり落ちる事がわかっていたからだった。
続く。