つまり、【アイリーン】は本戦では全く、通用しないという烙印が押されてしまった事になるのだ。
 10体にも満たないのでは惨敗も良いところだ。
 ショックを隠せない【アイリーン】に大会の司会者の容赦ない言葉が浴びせる。
「【アイリーン】選手。ここで脱落ですね。六大特殊属性原素全ての食材に対して、10体以下という無残な結果になりました。七大属性原素の食べっぷりを見る限りでは将来を期待された選手だっただけに残念です。これから地方選手としてやっていくことになると思うのですが……」
 と言った時、【アイリーン】は、
「あ、いえ……、残念ながら吸収姫としての夢は諦めざるを得ないので、もう一つの夢である最大神殿の神姫巫女(かみひめみこ)を目指そうかと……」
 と答えた。