【ヴェール】の起動キーで実体化させた【ヴェール】は起動させた者の言うこと等聞かない。
 破滅をもたらすだけだとされているのだ。
 それを聞いた【クインスティータ】は所有する事から処分する方向で考え出したのだ。
 それは普通の存在が扱ってよい代物では無いと判断して。
 だが、悪女【ヴィホヂット】や、【ヴェール】を求める者達に話してもそれは聞かないだろう。
 自分達から奪おうとそんな嘘をついていると判断するだろう。
 だからこそ、タティー達は力ずくでも【ヴェール】の起動キーを奪わねばならなかった。
 全てはクアンスティータの誕生する予定宇宙である現界を守るために。