タティーは、
「うわっやっぱりこれ恥ずかしい。自分で作っておいてなんだけどスリットが脇腹の方まであるし……」
 と言った。
 キャラクターのコスチュームを忠実に再現するとそうなってしまうのだ。
 これ着て舞台で戦うのか――そう思うと憂鬱になってしまう。
 タティーは思考を変える事にした。
 これに勝ったら優勝して優勝賞品がもらえるかも知れないとは思わない。
 優勝賞品に興味はないのだから。
 興味を持っているのは【クインスティータ】の方だ。