この瞬間にタティーの勝ちが決まった。
 正に漁夫の利とも言える勝利だった。
 最後の一人にまで残って居たレイヤーは抗議したが聞き入れてもらえなかった。
 あれは、【イレイザーガール】の特性そのものだと判断されたのだ。
 タティーは、
「勝ったの?私勝っちゃったの?」
 と、きょとんとしていた。