そうこうしている内に予選第31組の試合が始まった。
 次はもう最終第32組――つまりタティーの出番となる。
 緊張が増してきた。
 無様な戦いは出来ないというプレッシャーよりもここから逃げたくても逃げられそうも無いというプレッシャーの方が強かった。
 出来れば、【クインスティータ】に自分の代わりに出て欲しい。
 だが、代理は認められていない。
 登録した本人が出場しなくては失格となるのだ。
 他にもあれこれ可能性を探したがどこにも逃げ場が見つからなかった。
 どうしよう…?
 どうしよう……?
 どうしよう………?
 何回考えてもわからない。