本来であれば、交わる事の無かった接点――それが【ヴィホヂット】という悪女によって、つながれようとしていた。
【ヴィホヂット】は、
「お願いよ、【リーチェニー】さん。あなたしかいないの。私のしもべ――いえ、お友達の皆さんを輝かせるのはあなたしか……あなたしかいないの……どうか、あなたの力でプロデュースしてあげて欲しいのよ。出来るでしょ?」
と言った。
もちろん、これは口から出任せである。
【リーチェニー】を仲間に引き込む第一歩として、自分に従っているしもべ達を餌に近づこうとしているのだ。
【リーチェニー】は、
「そんな事、急に言われても……、私は生活のためにしている訳だし。人に教えるためにやっている訳では……」
と言った。