だから、むしろ慌てているタティーの方が、なんで?というのが正しい反応だった。
 タティーがこれまで培ってきた常識は通じない――それが惑星ファーブラ・フィクタでの常識なのだ。
 誰かが攻めて来たという事は戦闘が始まるかも知れないという事だ。
 タティーはあたふたとした。
 オロオロとした。
 冷や汗をかいた。
 緊張した。
 恐怖した。
 などなど、慌ただしかった。
 だが、タティー以外の連中はいたって冷静だった。
 まるでだから何だとでも言いたげな態度だった。
 タティーのドギマギした態度だけが浮いて見える光景だった。