この惑星ファーブラ・フィクタにはもっと多い数の怖い事がたくさん隠れているんだと思うと背筋が凍る思いだった。
 まだ、話したそうな【リセンシア】だったが、タティーは、
「も、もう結構です。お腹いっぱいです」
 と断った。
 これ以上聞いていると夜眠れなくなりそうだった。
 人間の頃はお化けの話が怖かった。
 が、今は、想像も出来ない力を持った存在が何より怖かった。
 お化けは現実味が無かったが、これらは現実の問題として今にもタティーの前に飛び出てきそうでリアルだったから余計怖かったのだ。