困った。
 本当に困った。
 どうしようもないから、出来るだけタティーも自然体で行こうと心がけているが、いまいちペースがつかめない。
 タティーとしては出来るだけもめずに穏便に目的地に着くこと。
 出来れば、そこに運命の結婚相手と巡り会って、電撃入籍して引退。
 ――そんな、都合の良い妄想をするが、それがかなえられる事はまずないだろう。
 わかっている。
 わかっている、そんな事は、百も承知だ。
 だけど、出来ればリタイアしたいという気持ちが強くなってしまう。
 だって、女の子なんだもん。