強引にでもくっつけようとするのだ。
 女性の一部分が好きである彼らにとって、男同士のふれあいは正に地獄。
 そのため、必要以上に恐れていたのだ。
 男同士の恋愛の仲人――一見、タティーには関係ないようにも思える。
 だが違う。
 彼女は女の子同士の恋愛にも男同士の恋愛の次に大好物なのだ。
 好きな男性との結婚によって寿退社を狙っているタティーにとってはちょっと困ったことになる存在なのだ。
 【リセンシア】にかかれば、好きな男性を見つけるどころか女の子をあてがわれてしまう恐れがあるのだ。
 【リセンシア】自身の恋愛には興味は無く、あくまでも誰かと誰かをくっつけたがるので、もしも、このパーティーが成立したとなると、タティーは【クインスティータ】か、【ヴェルト】とくっつけられる恐れがあるのだ。
 噂では、【ヴェルト】と【プライス】が別れたのは【リセンシア】が画策した事だというのもあるのだ。