【クインスティータ】が挑んできた時と同様にタティーの背中についている背花変(はいかへん)と腰についている千角尾(せんかくび)が自動的に【ヴェルト】を制してくれた。
背花変とは花ような形の万能細胞で、偽者でありさらにそのもどきでもあるクアンスティータである彼女のそれは本物より数が少ない。
4つしかない。
その中でも中央にある三角は背花変としての機能がないので、正確には3つしかない。
それでも万能細胞でもあるので、彼女のイメージ通りに――時には意識しない状態でも千変万化して、敵を排除してくれる。
千角尾は相手の最も弱い時間に出現してダメージを与えるという力を持っている。
つまり、例えば人間が相手だった場合は赤ちゃんや母親のお腹の中にいる時、未来において死ぬ間際にも攻撃が仕掛けられるので、その気にさえなればクアンスティータと名のつく存在に勝てる存在など居ないのだ。