そんなにやりたければ、譲ってあげますとタティーは思っているのだが、実力でその座を奪えない限り、【クインスティータ】はこの署長の席には着かなかった。
 【クインスティータ】はこの特殊警察の署員ではないのだが、何故か毎日、この特殊警察にタティーと共に訪れて朝から晩まで働いていた。
 数少ない署員達はもう慣れっこで【クインスティータ】が居る事に疑問を持っていなかった。
 半分署員だと思っているので、クアンスティータに無礼を働いた者の情報を彼女にも教えていたのだ。