異物をはじきだそうとして、ルエエルは多数の刺客に襲われた。
戦っても勝てない――そう判断した彼はとにかく生き抜く事だけを第一に考えた。
生きてさえ居れば、必ずキャリアに会える。
そう信じて、ずっと辛い旅を続けて来たのだ。
【インフィニティー・ゼロ】は隔離エリアでもあったのでルエエルはどうやってもそこに入る事は出来なかった。
大好きな女性がピンチである事は解っているのに自分は何も出来ないでいる。
それどころか、自分の存在さえ認識してもらっていない。
そう思うと何度も絶望がルエエルを襲った。