【本願の元種】――そう呼ばれたアイテムは瓶詰めにされた種だった。
瓶に意味は無い。
ただの入れ物だ。
中の種こそが受け継いだアイテムだった。
この種は時間が経つと増える。
だが、そのスピードは決して速くは無い。
長時間、特定の水につけていると種の数が少し増えるというアイテムだった。
そのため、多用は出来ない貴重なアイテムだった。
そして、その種には願いを込める事が出来る。
後はその願いに縁のある何かに埋めれば、その種は願いを成就させるために自動的に動き出すというアイテムだった。