だが、それがそもそもの間違いだった。
 特別仙人はウェディングドレスの持ち主を探せと言ったのであって、ウェディングドレスが着れるかどうかとは一言も言っていない。
 そのとんちの答えがキャリア達は理解出来ていなかった。
 答えにたどり着く事が出来たのは特別仙人が
「我が輩は何もウェディングドレスが着れる人物を探せとは申しておらんぞ」
 というほとんど答えのような言葉を聞いたからであった。
 ウェディングドレスの花嫁はウェディングドレスが着れなくなってそのウェディングドレスを手放していたのだ。