キャトラは、
「善峰さんも一応、神様にゃんだから、もう少し威厳を、持っていて欲しいニャン」
と頬を赤らめた。
それだけ、善峰は恥ずかしい格好でとらえられていたのだ。
だがこれで、最初の目的は達成した。
ゼットオメガ一派は大した事なかったが、敵は暗殺を生業としている一派だ。
捕らえた存在を解放させてしまうという醜態をさらした以上、汚名を返上するために、キャリア達の首を取りにくるかも知れない。
今までの暗殺者は大した事無かったが、中には大物が隠れているかも知れない。
なるべく戦闘にならないようにそそくさと脱出準備を整えて超光速宇宙船に乗って、第二階層の宇宙空間を目指す。