知らず知らずの内に呪力がたまる。
 天子を探し続けて数億年。
 当時を知る者が全て居なくなっても古都百合は天子を探し続けた。
 帝の国はすでに滅びており、その系統家系がいくつか残っているという状況になっていた。
 時が経ち、その系統家系の一つに天子二名を連れた見目美しい女性が現れる。
 古都百合だった。
 古都百合の力はいつしか存在しない天子をも作り出せるほど強大になっていた。
 帝の系統家系の者達は、
「そのような事、預かり知らぬ」
 と古都百合をつっぱねる。