「僕は別にかまわないけど、でもそれだと、君の事を後世に伝える時、困るんじゃないかな?
 もっと偉大な存在だと思われた方が……」
『良いの。
 私は後世の人間の事よりも今、ダーリンと一緒のこの時を大事にしたいの。
 だから、私はこのまま。
 ありのままの私をダーリンには受け止めて欲しいの。
 大好きだよ、ダーリン』
「き、気持ちは嬉しいけど、まだ、僕らは会ったばかりで……」
『そう。
 だから、ちょっとずつ親密になっていきましょ。
 私は何でもしてあげる。
 だから、ダーリンも自信持って』
「じ、自信か……
 そう言えば、今まで、自信持った事なんか無かったな。
 いつも、お前はクズだ。
 お前は全然駄目だとばかり言われて、自分でもそんな人間だと思ってた」
『そんな事ないよ。
 ダーリンは素敵だよ』