だが、土壇場になって、信頼していた数人が、
「やっぱ、お前、おかしいよ。
 邪神なんて研究しやがって」
「お前と一緒に居ると、こっちまで疑われるんだよ。
 死ねよ」
「バイバイ。
 お前とはもう、これっきりだ」
「くたばれ。
 死んじまえ」
 などと言われ、【タスケ】は遺跡に空いた穴に突き落とされた。
 突き落とされた所には、祭壇が置いてあり、そこに彼は顔から落ちた。
 首の骨が折れ、死んでしまう所だった。
 だが、偶然にもその祭壇は、【パラメタ】を奉るものであり、【パラメタ】を降臨させるには、【生け贄】と【祭壇への口づけ】が必要だった。
 【生け贄】は【タスケ】自身。
 【祭壇への口づけ】も【タスケ】自身が行った事によって、【十三番目の女神】、【パラメタ】が顕現した。
 神話の時代より、【一番目の女神】から【十二番目の女神】までは何度も顕現していたが、【十三番目の女神】が顕現するのはこれが初めてだった。