彼女は、
(わ、私は何を……
 何を見せられているの?
 私はアイドルで、正体を隠していて……
 目の前の彼が私の大ファンで……
 秘密にしてて……
 それが楽しくて……
 でも、今は、私が彼に興奮してて……
 【神】の思考を目の前にしていて……
 ど、ドキドキが、鼓動がおさまらない。
 私、嬉しくてたまらない。
 何でこの人に……
 そう、思うんだけど嬉しすぎて震えが止まらない。
 おさまって、私の心臓。
 冷静に、私は人気アイドルなのよ。
 私が優位に立つの。
 私が……)
 と頭の中が軽くパニックになっていた。