「ちょ、ちょちょちょ。
 ちょっと待って。
 このイラスト……
 上手いね?」
「そうなの?
 姉貴にはいつも駄目だって言われてるんだけどな。
 恥ずかしいから姉貴に黙って発表するなって言われてて……
 まぁ、発表するつもりなんかないんだけどね」
「そ、そうなの?
 (ま、まさか、【ちょっとタンマ】さんの弟って彼なの?)
 じょ、上手だと思うけど」
「お世辞は良いよ。
 下手なのは自分でも解っているから」
「そ、そう……
 (な、何言ってんの君?
 滅茶苦茶上手いじゃないの)」
 と動揺する。