「何言ってんの?
 【架空宝物美術】って言えば、
 【不思議美術(ふしぎびじゅつ)】、
 【異能美術(いのうびじゅつ)】、
 【リビング・アート】、
 【神妙美術(しんみょうびじゅつ)】、
 【ワンダー・アート】、
 【禁忌美術(きんきびじゅつ)】、
 【虚無美術(きょむびじゅつ)】、
 ――の7種類に決まってるでしょ。
 【美術眼チャート】を見たんでしょ?
 7色しか無かったじゃないの」
「え?
 ボクは10種類見えたよ。
 そしたら、おじいちゃんが急にびっくりした顔をして。
 「お嬢ちゃん、この世には、【架空宝物美術】と言うのは17種類あると言われている。
 じゃが残念な事に人間の目には7種類までしか確認出来ん。
 なのにお嬢ちゃんは10種類が見えると言った。
 これは凄い才能じゃ。
 是非、ワシの学校に入っておくれ」
 って言うから、入ったんだけど、入学試験があるって知らなくて受けたら、合格出来なくてそしたらおじいちゃんが特別枠で入れてあげるっていうから……」