「しらばっくれないで。
中庭で話していたじゃないの」
「中庭?
………ひょっとして、ちょっと変なおじさん達の事ですか?」
「変なのはあなたよ。
おじさん達ってあの方達を何て失礼な呼び方をしているのよ。
あの方々はあなたなんかが気安く話しかけて良い方達では無いのよ」
「いえ……話しかけて来たのはあのおじさん達ですよ。
ボクは普通に会話しただけですけど?」
「は、話かけて来たって何を話したのよ?」
「え?
それは、【特殊美術鑑定者(とくしゅびじゅつかんていしゃ)】の事をどう思っているとか不思議な美術は大きく分けて何種類あると思うとかそんな変な話ですよ」
「く、詳しく話しなさい。
早くっ」