だが、それはピリオド側の理屈であって、それが幻霊族には通じない。
 ピリオドもまた幻霊族に喧嘩を売ったという事になるのだ。
 ピリオドの常識は世の非常識。
 例え、仮に、キャリア達に味方してくれるようになったとしても、敵側に美しい女性が居たらいつ寝返ってもおかしくないという事になる。
 信用に足らない男――それがピリオドであると言って良かった。
 だが、ジャンルを助けてくれた事には素直に礼を言わなければならない。
 味方にはなれなくてもとりあえずは一緒に行動する。
 ある程度の警戒は必要だが、表向きは味方としても良いかも知れない。
 キャリア達はそう判断した。