「手続きが何だと言うのです。
 形式にとらわれた者など、実戦では何も出来ません。
 現にわたくしも襲われた時、近くに居たギルドの登録を持っていた者達は逃げ出した。
 強大な魔王軍の前にしっぽを巻いて逃げたのです。
 ですが、あの方は違った。
 まるで冗談でも言うかの様に小粋な言葉を申して、倒して見せたのです。
 資格が何です。
 実戦に勝る資格などありません」
 と【ユカリ姫】は激怒しつつ、当時のシーンを思い浮かべる。