「リョウジ様。
 どうか動いてください」
「お願い申す。
 あなた様だけが頼りなのです」
「あなたしかできません。
 助けて下さい」
 何名かの男達が1人の男性の元に膝を折り立つことを願っている。
 男性は【リョウジ】と呼ばれていた。
 【リョウジ】は、
「くどい。
 勇者ってのは他に何人も居るんだろ?
 俺には関係ない」
 と突っぱねる。