そして、
(【アスマ】。
 私から逃げられると思うなよ。
 洗脳でも何でもして、必ずやお前を私のものにしてやる。
 解っているはずだ。
 私にお前が必要な様に、お前も私の事が必要になるはずだ。
 なぜなら、どの国に行っても【グランド・スペシャリスト】は狙われる。
 生き抜くためには私の様にトップに上り詰めなければならないんだ。
 だから、お前は必ず私の元にくる。
 待っているぞ、【アスマ】)
 と思った。
 一方、【エレーナ】から逃げ切った【アスマ】は1人の少女と目があった。
 少女は、
「あ、居た、居た。
 おにーさんでしょ?
 逃亡者って。
 あなた、【エレーナ】様から逃げているの?
 何で逃げて居るの?」
 と聞いてきた。