「あ、これ?
ご、ごめん。
ちょっと着替えてて。
まさか、あなたが出てくるとは思ってなかったから。
私、【楠瀬 美奈子(くすのせ みなこ)】。
ひょっとして、あなたは、私のご先祖様ですか?」
「悪いが、何を申しておるのか皆目見当もつかぬ。
ここはどこでござるか?
そなたのその面妖な格好はなんでござるか?」
「え?
あぁ、これ?
そうだよね。
今とじゃ全然世界設定違うし。
驚いちゃうよね。
えーっと何から説明したら良いのかな?
ここはね、西暦――って言ってわかるのかな?
西暦2034年のジパング国。
私が持っている家系図によるとあなたは、今から450年前のご先祖様――かも知れない。
どういう訳か、ワームホールが出来てそこからあなたが出てきたみたい。
私は物理学者――要するに科学者の卵。
で、ここでちょっと実験をしていたんだけど、どういう訳かワームホールが出来ちゃって、そこから昔のジパング国とつながっていたみたいであなたが出てきました。
と言う事なんですけど、ご理解いただけましたか?」