つまり、髪の毛の分だけ、たくさんの存在が寄り集まっていた。
 髪の毛が複雑に形を変えてモンスターの様になり、フォールに襲いかかる。
 このモンスターもただのモンスターではない。
 攻撃力をやたら強化している。
 まるで、ヂグウ族のカヂとやりあった時の様に、攻撃によって、空間の方が歪んで行く。
 カヂよりは無いとは思うが、モンスター一匹一匹が相当な戦闘力を持っていると言えた。
 全ての髪の毛を使い切ったジュウダに対して、モンスターの連続攻撃を避けながら突っ込んできたフォールだったが、ジュウダは自らの三本のしっぽの一つをひきちぎった。