クアースリータが確認されたという事はフィクションはフィクションじゃなかったという現実が突きつけられたという事でもある。
臭い物には蓋――そうやって生きてきた者達は現実と向き合えず右往左往している。
今まで、ふんぞり返ってきた強者達が怯えているのも解る。
クアンスティータの誕生により、自分達が弱者に分類されてしまうかも知れないからだ。
中央に居た者が隅へと追いやられもするだろう。
クアンスティータの誕生が引き金となり、強者の勢力図は何度も塗り変わると言われている。
自分の力に自惚れ、満足に精進して来なかった強者達はまず間違いなく弱者の烙印が押されるだろう。
強者から弱者へ転落した者の末路。
それは考えただけでもゾッとする結末だ。