キャリアの頭の光体にはまだ、偽クアンスティータが誕生した時の強大過ぎるエネルギーがくすぶっている。
 このエネルギーを使って、この超大兵団にどれだけ対抗出来るかは解らないが、とにかく、やるしかない。
 残されたパワーはこの絶望的な戦力を前にしては心細い。
 キャリアは死を覚悟した。
 が、せめて、共に戦ってくれた4名の仲間達だけでも助けたい。
 自分が囮になって逃がしたい。
 その悲壮感漂う気持ちだけで、前に出ていた。

続く。