怪物ファーブラ・フィクタはその場を後にした。
 キャリア達には何も告げなかった。
 伝えなくても今のキャリア達であれば、彼が思った通りの行動を取ると確信したからだ。
 敵が居なくなったが、Fは進化石の四種族をキャリア達の敵として用意してその場を離れた。
 覚醒したとは言え、まだ、パワーの安定していないキャリアの力を制御させるためにだ。
 はっきり言えば、キャトラや二羽の天使など、どうでも良かった。
 キャリアさえ自分の思い通りに動いてくれればそれで良かった。