神側と悪魔側という違いはあれ、議題は同じクアンスティータだった。
そして、悪魔を超える力を与えられた1級と0級の使愚魔(しぐま)だけでは物足りないとして、化深(けしん)の導入を検討していた。
化深は調整が難しいとされ、下手をすれば悪魔達にも牙を剥くことになるかも知れない。
その事が化深の戦線への参加を遅らせていた。
つまり、神側も悪魔側も同じ様な悩みを抱えていることになる。
クアンスティータを何とかしたいが、それも直接では危険過ぎる。
何とか触れないようにそーっと済ませたいがそうも行かない。
代わりを用意しようとするが、自分達では手に負えない可能性も出てきている。
そのため、二の足を踏んでしまっている。
それがルーメンとテネブライの円卓会議での共通点だった。
結論の出ない議論はやっていないと同じ事だ。