第四章 天の上の存在


 一方、消えたFは別の空間に現れた。
 現れた場所は神ですら恐れ多いと近づかぬ究極の聖域と呼べる場所だった。
 そこにはある存在がいた。
 その存在を表現するのに神や悪魔から順を追って説明せねばならない。
 光の惑星ルーメンに君臨する神御(かみ)も含めた神の軍勢の頂点は真神(しんじん)と呼ばれている。
 その真神も含めた神という概念そのものを作ったとされている存在を最真神(または最深神/さいしんじん)と呼ばれている。
 同じように、闇の惑星テネブライに君臨する悪空魔(あくま)も含めた悪魔の軍勢の頂点は超魔(ちょうま)と呼ばれている。
 その超魔も含めた悪魔という概念そのものを作ったとされている存在を極超魔(または極頂魔/ごくちょうま)と呼ばれている。
 その最真神と極超魔とあわせて超越存在として数えられる第三の超越存在を総じて、三大超越存在(さんだいちょうえつそんざい)と呼ばれている。