居るはずのない存在。
 そうは思うが、神や悪魔の上層部の異常で神経質なまでのこだわりは本当に居るのではないかと思えてしまう。
 ママとはこのクアンスティータが母親を求めているという事なのか?
 考えただけでもゾッとする。
 クアンスティータが実在するのであれば、その脅威はこれまでの神や悪魔の軍勢達の比ではない。
 絶望的なまでの圧倒的な力の化獣。
 クアンスティータとはそういう存在だと言われている。
 噂では、偽クアンスティータという存在が居て、クアンスティータに害なすものを始末にやってくるとも言われている。
 だからこそ、滅多な事では、クアンスティータの名前は出せないのだ。
 本物はいるかどうかは解らないが、偽者を名乗るクアンスティータは実在する。
 それが、常識となっていた。