このままでは、手に負えなくなるのも時間の問題と思われた。
 必死でカヂの猛攻に食らいついていくキャリアとキャトラ。
 死にたくないという気持ちが先行していて、時々攻撃が空回りもしていた。
 それでも、その勢いからか、強制的にスキルアップしている印象がキャリア達は感じていた。
 無理矢理レベルを上げられている――そんな感じだった。
 死にものぐるいで戦って、それでもなお、相手に合わせて、戦っていく。
 それは、ルーメンからテネブライに移り、パートナーがキャトラからフォールに移っても同様だった。
 カヂによる猛攻が続いた。
 カヂには神、悪魔の属性はない。
 なので、ルーメンにもテネブライにも出れるのだ。
 キャトラとフォールもキャリアのエンジェルハイロゥからエネルギーが供給されているのか、キャリアと一緒に極端なレベルアップを果たしていた。
 とても出会った時の気弱な女神と12級の使愚魔とは思えないレベルアップだった。

続く。