恐らく、離れた位置に爆発物をたくさん隠し持っているのだ。
 それで、キャリア達がブッソーに向かって行った瞬間に自らの身体と爆発物を入れ替え、そのまま爆発させる。
 それが、このブッソーの戦闘スタイルだった。
「残念、これで終わったと思ったんだが……」
 ブッソーが再び姿を現す。
 自らの身体は安全地帯に飛び、逆に危険物を相手の前に出現させる――
 それは厄介な力と言えた。
 攻撃が当たる前に入れ替えられてしまってはどうにも出来ない。
 そう考えたキャリアだが、フォールは、
「もう、手を出すな。次は俺だけでいく」
 と言った。

続く。