第六章 聖魔獣と堕天上使
聖女パレスと魔女ジュジュを退けたキャリア達に対して次に立ち塞がったのは同じ様に対照的な立場の存在だった。
まずは、ルーメン――
キャリアとキャトラの前に現れたのは聖なる魔獣、エルデスだった。
元々はテネブライの魔獣だったが、神と悪魔の協定により、交換居住した魔獣がエルデスだった。
その後、聖なるエネルギーを浴びて、存在変換が行われ、聖魔獣エルデスという新たな生命となった。
改心した聖魔獣の力は強力で、単独での挑戦にもかかわらず、彼女達を苦しめた。
何しろ、今までは、キャリアの魔の部分による攻撃でルーメンの刺客に対して大ダメージを与えていたが、元々が魔である聖魔獣には大して効果が無いのだ。