第三章 仲間
「はぁはぁ……くっ……」
傷口を押さえながらうずくまるキャリア。
ここまで連戦につぐ連戦で疲労もピークに来ていた。
精神的にも限界でこのまま殺されてしまおうかとも考えていた。
だから、襲って来た使愚魔の群れにも無抵抗でなすがままにダメージを受けていた。
それを見かねてか、突然、現れたFが使愚魔の群れを一掃し、結界を張った。
ここには、使愚魔は入って来れなかった。
「……使えない女だな……もう、降参か?」
「はあ、はあ、はぁ……」
声にならない。
答えるべき答えも用意出来ない。
答えがない。