「くっ、しつこい男は嫌われるわよ」
「だまれ、悪魔女め、天に代わって成敗してくれる」
「私は天使でもあるのよ」
「貴様は天使などではない。穢れた悪魔だ」
「天使よ」
「悪魔だ」
キャリアは天使でもあり悪魔でもある。
どちらにも認めて貰いたいのにどちらからも認められない。
そういう心の傷の痛いところをセイバースはついてきた。
カチンと来たキャリアは容赦がない。
テネブライから持ち込んだ魔石をホーリーオーラで包みこみセイバースに投げつける。
「バカめ、弾を投げてよこすとは……」
魔石を力宝石と勘違いしたセイバースはそれを射石に込めて撃つ。
ゴギャッギャギャギャギャギャンッ!
「ぐわぁぁあぁぁぁぁあっ」
射石が暴発し、セイバースにダメージを与える。
ルーメンには無い魔石を力宝石と勘違いした彼のミスだ。