堅い鉱物へと右腕を変化させたキャリアが貫いたのだ。
そして、そこから猛毒を流し込む。
セセントはもがき苦しみながら息絶えた。
非情である。
だが、そうしなければ、再び、彼女を倒しにやってくるのだから。
心を鬼にして、息の根を止めなくてはならないのだ。
生き残るために彼女は戦う。
殺さないと殺されるから。
そんな残酷な状況に彼女は居る。
仕方がない。
心ではそう言い聞かせても心の奥では天使である部分が傷ついて行く。
生き残るためにはたとえどんな事でもしなくてはならない。
だが、自分が生きている事が周りの迷惑になるのなら生きている意味があるのだろうか?